
評価:☆☆☆☆★
ご存知、国民的にマンガのドラえもんから、名言や勇気の出る言葉友情や家族を思うセリフを抜き出して紹介する本です。
ジャイアニズムや、パパの伝説の2ページ超説教の解説をみれるのはポイント高し。
子どもの頃には?????といった表現や言葉も、歳を重ねるにつれて深さや意味を感じることが出来るようになるとおもいます。
特に結婚前夜のしずかちゃんにやさしく語りかけるお父さんのセリフはグッときます^^;
いかに自分がのび太よりも出来るの悪い人間かというのがわかります。
「あの青年は人のしあわせを願い、人の不幸を悲しむことの出来る人だ。」
私は一生かかっても、のび太のように振舞える自信がありません。
子供向けのマンガだと思っている人、社会人の方で最近疲れている人、頑張るきっかけのほしい人にはぜひともお薦めしたい一冊です。
ただ、本に出てくる声優さんが水田わさびさん世代になっているのが、大山のぶ代さん世代の私からすると残念です。
- 2008/02/29(金) 00:51:47|
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評価:☆☆☆☆★
マンガは悪いものといつの時代の大人も言いますが、
私の親は三国志を買うお金だけは定期的にくれました。
500円をもらうと、三国志のコミックを一冊買って、17アイスを自動販売機で買い、残った10円玉でガムをいくつか買うというのが小学校中学年だった私のお金の使い道でした。
横山先生は私が尊敬する最も偉大な漫画家の一人でありまして、本格的に初めてマンガを読んだのは三国志が初めてでした。
これが非常におもしろい。最初の頃は子供向けだったようで、残酷なシーンや子どもでもわかりやすい表現が多用されていたのですが(クビや腕が吹っ飛ぶコマなど。)、のちのち大人向けの表現に移行していきました。
これは三国志を沢山の大人が読んでいることを知った横山先生が、対象年齢を引き上げた結果なのだそうです。
この作品で一番すごいと感じるところは、長時間読んでいてもそれほど疲れないところです。
これは決して作品の中身がないからそう感じてしまうのではなく、横山先生の技術の賜物であるといえます。三国志という、想像をはるかに超える登場人物を書き分け、良いテンポで物語り進め、読み手のあたまにしっかりとあらすじを刻むことの出来る物語の構成能力は横山先生のマンガの描き方がいかに上手であったかを示すものでありましょう。
蜀びいきで書かれている三国志演戯を土台として描かれているために、後半などは特に蜀、とりわけ軍師であり名宰相でもあった孔明の活躍が描かれています。その影響を受けて、読んでいた頃は蜀を応援していたのですが、歳を取ってひねくれていくにつれて、私は司馬懿 がお気に入りになっていきました。
特に好きなキャラクターは
・司馬懿
・宇禁
・李儒
の三人です^^;;; (誰も同意してくれませんが)
この作品から三国志に入った人も多く、現在の日本で広まっているほとんどの三国志キャラクターの特徴が良く捕らえられています。
(資料不足だと思われているかもしれませんが、日中国交正常化以前から描き始めていたので絶対的に詳しい資料が少なかった時代、これだけの作品を描かれるのは大変な苦労があったものと思われます。)
ただひとつ、官渡の戦い を描いてくださらなかったのが残念でなりません。曹操の権力が決定的なものになる重要な闘いなのですが……
雑誌が移動したのが書かなかった理由らしいのですが、横山先生の描く官渡の戦いを是非見たかったです。
- 2008/02/23(土) 12:49:29|
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